秋の榛名湖・榛名神社(その1)
妻が生きていたら同行したであろう竹村Gの秋の一泊旅行に参加した。
以前はキノコ採りを兼ねていたが、今回は紅葉狩りと神社参拝だった。参加者はいつも幹事をしてくれる竹村ご夫妻にリタイアー組男性3人それに私とヘルパーの7人。
11/5は榛名湖周辺を散策し、11/6は榛名神社を参拝。
榛名湖へは子供たちが小さい時家族で行った。
その次は、2005年2月湖面が氷や雪で覆われていた時、学生時代の岳友牛(ぎゅう)ちゃんの運転で訪れた。それ以来か。その時、牛ちゃんは末期がんの体だった。前年の山仲間忘年会で「俺の命は6月位までだ。」とたんたんと話していた。
その後、仲間3人で迷惑かも知れないが群馬まで会いに行った。病に侵され辛い身にもかかわらず、榛名湖-水沢うどんと回ってくれた。そして、彼は5月に他界した。
そんな思い出の地に、今回は高崎駅から福祉タクシーを利用して全員で移動した。 リアーハッチからリフトで車いすのまま乗降できるので助かる。特に、雨の時は合羽を着たままでいいので楽だ。
この種のリフトカーが営業車に増えてくれると障害者が移動するのに便利なのだが。
湖畔は紅葉が7分くらいすすんでいる。途中で車を降り、歩道を昼食場所「湖畔亭」まで落ち葉を踏み、榛名富士を眺めながら行く。
湖面に向かい牛ちゃんの冥福を祈る。
昼食は「ワカサギ定食」とワンカップの「榛名山」、うどんがうまかった。
食後は5km先の宿泊先「レークサイドゆうすげ」まで湖畔をのんびり散策。 途中「御沼おかみ神社」(おかみの字は雨冠に口三つ、その下に龍)に寄る。ご祭神は「高おかみの神」と呼び、水の神様で「祈雨」・「止雨」の神様。ブロックの補強に珍しい金属を使っている。
次に高峰三枝子の歌で有名になった「湖畔の宿」記念公園に回る。小高い斜面を切り開いて歌碑や野外ステージなどを配置している。
榛名湖が「湖畔の宿」のモデルになったところとは知らなかった。作詞家佐藤惣之助が昭和63年に明らかにして判明したらしい。この公園は平成元年にオープンしたもの。
湖畔のレストランでコーヒーを飲んで休憩後、宿に向かう。
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