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2010年11月 4日 (木)

第16回吟扇会吟詠発表会

秋が深まりゆく日、吟詠発表会が行われた。参加者は年々少なくなり今年は17名。
しかし、久しぶりに新人さんが3名入り、これからが楽しみだ。


11時に開始し、会長挨拶・会主挨拶と続き、1時まで独吟の部。
今年は長い詩が多かった。
李白の「金陵城西楼にて月下の吟」、源八岳「細川
子」、松口月城「曽我兄弟」、佐々木岳「悲恋マリモの歌」など。特にSさんの吟じた「悲恋マリモの歌」は漢詩の間に歌謡曲「毬藻の唄」を歌う構成吟で10分ほどもかかった。
午後は合吟の部。最後に会主が角光嘯堂の構成吟「山吹の里」を吟詠された。



私の独吟は李白の「行路難(こうろなん)を、Sさんとの合吟は杜甫の「曲江(きょっこう)をやった。
「行路難」は李白が不遇な時の作と思われる。岐路が多くどちらに行ったらいいのか悩んでいるが、時至れば大海原を渡りきろうとの決意をあらわしている。

「曲江」は杜甫47才の作で古稀の原典となった漢詩である。
………
人生七十古来稀なり
花を穿つ挟蝶深々として見え
………
自然と共に暫く楽しみたいと歌っている。


両方ともまあまあ無難に吟じられたか。


終わってから会の総会があった。みんな高齢となり会の三役になり手がなく、これから会をどのように運営して行くか先生も頭が痛いことだろう。
来年も開催できればいいのただが。

006

独吟風景

009


合吟風景

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