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2024年1月 2日 (火)

令和6年新春吟詠

令和6年の新春吟詠はNHKFM9:409:55に放送された。
朝食はお正月のため遅くし、先ずはラジオを聞く。
プロの発声はいつ聞いてもうっとりする。

「和歌・田子の浦ゆ」 山部赤人

田子の浦ゆ 打ち出でて見れば 真白にぞ 富士の髙嶺に 雪は降りける

「春流(しゅんりゅう)」  北條 時頼

春流(しゅんりゅう) 岸よりも高く

細草(さいそう) 苔よりも碧(みどり)なり

小院(しょういん)人の到る無く

風来たって 門自ずから開く

 

「春の花を尋ぬ」 菅 三品

五嶺(ごれい)蒼々(そうそう)として雲往来す

但(ただ)憐れむ大庾(たいゆう)万株(まんしゅ)の梅

誰か言う春色東(ひんがし)()り到ると

(つゆ)暖かにして南枝花始めて開く


「和歌・石ばしる」 志貴皇子

石ばしる 垂水の上のさ蕨の 萌え出づる 春になりにけるかも

「絶句 江碧(こうみどり)に」  杜甫

江碧にして鳥愈白し

山青くして花然えんと欲す

今春看(みすみす)又過ぐ

何れの日か是れ帰年ならん

 

「同前に和し奉る」     崔恵童

一月(いちげつ)主人笑らうこと幾回ぞ

相逢(あいあい)相値(あいあうて)(しば)らく杯(はい)を銜(ふく)

()に看()る 春色流水のごときを

今日(こんにち)の残花昨日開く

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